選ばれる理由

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納材実績1,000件。「社寺建築」用木材のパイオニア

佐藤木材の最大の特徴は、「社寺建築」用木材を主に取り扱っていることです。当社の売上の90%を占め、名刹を含め納材実績は1,000件を超えます。地元・奈良の大和神社、石上神宮、薬師寺・食堂(平成29年落慶)、興福寺・中金堂(平成30年落慶)、東北や関東地方でも多数の納材実績があります。また海外にも拠点を拡げており、香港で最も権威のある建築品評会「QUALITY BUILDING AWARD 2002」で最優秀賞を獲得した「志蓮浄苑」の建築で、伽藍一式の木材調達を請け負いました。

社寺建築は通常の建築とまったく仕様が異なり、専門用語も多数あります。当社はそれらを熟知しているため、宮大工を有する工務店様や、社寺専門の設計士様から、社寺づくりのパートナーとして絶大な信頼をいただいています。

日本全国、「適材適所」でお届け

佐藤木材には、奈良・茨城・新潟と3つの営業拠点があり、北海道から沖縄まで、日本全国の神社仏閣へ木材を搬送しています。各拠点で木材を調達して搬送するためスピーディに納材できるほか、巨大倉庫を有しているため工事期間中も保管して、工程に合わせて必要な量を搬送しています。出荷まで倉庫内で乾燥させておきますので、ベストな状態で使用していただけます。

他社で木材を購入した場合、全ての木材を一度に納入されるケースが多く、工務店やお客様は保管場所の確保や木材の品質維持管理が必要となります。そういった点で、当社の保管能力はお客様にとって大きな利点と言えるでしょう。

さらに、当社では大工さんにお越しいただき、目視検査をしていただくことも可能です。検査日までに製材しておきますので、ご連絡ください。良い木材をお選びいただいた上で出荷させていただきます。

自社の山林、輸入木材による絶大な「調達力

「木材調達で困ったときは佐藤木材に行け」と言われるほど、佐藤木材の調達力には定評があります。

調達力の理由は三つあります。一つは、「在庫の数」です。7,500坪の本社敷地に4,000立米という国内最大級の倉庫を持ち、常時大量の木材を確保しています。視察に来られたお客様は、広大な敷地に横たわる大木や、膨大な木材の数に驚かれ、「これなら安心してお願いできる」とご発注いただいています。

二つ目は、「カナダ桧の輸入・製材」に強い点です。カナダ桧(米ヒバ)のは、耐久性に富み、虫害や腐食に強く、日本の桧と同等以上に社寺建築に適しています。 1メートルを超えるような大径木は国内材では賄えないため、当社では創業当時からカナダ桧輸入・製材に取り組んできました。その製材数は国内最大手です。

三つ目は、「自社林」を保有していることです。木材は木材市場で購入するのが一般的ですが、佐藤木材では吉野、大塔、室生をはじめ700ヘクタールの山林を自社で保有・管理しており、樹齢150~200年といった大径木の調達も可能です。例えば、薬師寺の東塔には、非常に目の詰まった赤みもある大きな木が必要とされました。しかし、市場を探し回っても見つからず、最終的に自社林より伐採して供給しました。佐藤木材なら自社林に 「最後にエース」が控えている、その安心感も選ばれる理由となっています。

自然乾燥材80%以上。「強く美しい」木材を提供

私たちが提供する木材には、千年続く強さと、文化資源としての美しさが必要だと考えています。木材は製材したのち乾燥させて出荷します。一般には、蒸気を当てて短時間で乾燥させる「人工乾燥」が主流です。しかし当社では80%以上の木材を「自然乾燥」させて出荷しています。

「自然乾燥」とは、機械を使わず保管して水分を抜いていく方法で、乾燥するまでに半年~数年を要します。自然乾燥材は建材となってからも「呼吸」し続けます。空気中の湿度が高い時は水分を吸い、湿度が低い時は水分を吐き出すのです。自然に乾燥させた木材は色つやなど見た目が美しく、だんだんと強度を増していきます。

一方、「人工乾燥」すると木材は呼吸しなくなるため、見た目が劣り、強度も次第に下がっていきます。近年、工期が厳しくなり木材の納期も短縮されているため、多くの木材会社が「人工乾燥」を採用しています。

佐藤木材には巨大な保管倉庫がありますので、何年もかけて自然乾燥させた後、木材を出荷しています。おかげさまでたくさんのお客様より「佐藤木材に頼んで良かった」「いい木を提供してくれた」と喜んでいただいています。

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