環境への取り組み

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環境保全の担い手となるべく

佐藤木材では、吉野、大塔、宇陀をはじめ700ヘクタールの自社林等を保有し、森林管理を行っています。森林管理とは、計画的に木を植え、間引きや枝打ちをし、長年かけて丁寧に木々を育てていく作業です。

主な目的は木材の安定供給ですが、自然環境を守り、貴重な資源を次世代へ引き継ぐという公益的な側面もあります。

木は生命(いのち)ある資源です。森林は木材を生産する機能に加えて、山崩れや洪水の災害を防止する機能、水資源を蓄える機能、大気の浄化等の機能があります。

林野庁はこれまで「健全な森の育成」を目的に間伐(間引き伐採)に補助金を出してきましたが、2018年度から皆伐(対象の森林区画にある樹木を全て伐採すること)を含む作業に補助金を出して伐採を奨励しています。

そのため、はげ山になった場所も多く、森林の機能が徐々に失われつつあります。近年、台風や地震などの自然災害が増加しており、このままでは周辺環境に重大な影響を与えかねません。また国産材の価格下落や山地の過疎化により、林業に携わる方が減り、適切な森林管理がされずに放置される場所も多くあります。

私たちは山の恵みをいただいて成長してきた会社として、こうした問題に取り組む必要があると考えています。森林管理には多くの手間や長期的な視点が必要となりますが、少しでも環境保全の担い手となるべく、森を守り育ててまいりたいと考えています。

 

  

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